2020/08/05 12:04
イノシトールの働き
イノシットとも呼ばれるイノシトールは、神経細胞の機能を正常にする働きがあります。また細胞に栄養を届けるという役割もありますが、イノシトールはまだ解明されていない部分も多く、研究がすすめられている成分でもあります。
体のどこにイノシトールは存在する?
イノシトールの多くは、他の成分とは離れた遊離の状態で血液に乗って移動していますが、腎臓や脳でも多く見られます。
卵子とイノシトール
女性の体は、妊娠するために毎月のように排卵を繰り返しています。仕組みとしてはこのようになります。
卵巣内で原始卵胞が
約2週間かけて大きくなる
↓
卵胞が20mm前後に成熟
↓
卵子が卵胞の壁を突き破り
中の液体とともに外に飛び出す
↓
排卵成功
この卵胞が育つ過程で、卵子を守るように増えていく液体を卵胞液と言いますが、この卵胞液の中にもイノシトールが存在します。
ちなみに、男性の精巣もイノシトールで守られているといわれますが、詳細は改めて追記したいと思います。